
無印良品のマットレスを長年使用していて、買い替えを考えている方や引っ越しを機に処分したいと考えている方も多いのではないでしょうか。
「無印のマットレスってどうやって捨てればいいの?」「引き取りサービスはあるの?」といった疑問をお持ちの方のために、この記事では無印良品マットレスの処分方法について詳しく解説します。
不用品回収を依頼する際は一括見積コンシェルジュで複数社を比較しましょう!
相見積もりをしっかり取って安い業者を探しましょう!↓↓↓↓↓
無印良品のマットレスの基本情報と特徴
無印良品では、ポケットコイルマットレス、高密度ポケットコイルマットレス、ボンネルコイルマットレス、ウレタンマットレスなど、さまざまな種類のマットレスを販売しています。シングル・セミダブル・ダブル・クイーンなどのサイズ展開もあり、多くの方に愛用されています。
無印良品のマットレスの主な特徴は以下の通りです
- シンプルなデザインと機能性を重視
- 適度な硬さと体圧分散性能
- 側生地に通気性の良い素材を使用しているものが多い
- コスパの良さ(高品質でありながらリーズナブル)
- サイズ展開が豊富
このような特徴から多くの方に選ばれていますが、使用年数が経過するとどうしても劣化が進み、買い替えや処分を検討する時期がきます。マットレスは大型の家具であるため、処分方法に悩む方も少なくありません。
無印良品マットレスの処分方法の選択肢
無印良品のマットレスを処分する方法は主に以下の5つがあります:
- 無印良品の「引き取りサービス」を利用する
- 自治体の粗大ごみとして処分する
- 民間の回収業者に依頼する
- リサイクルショップに売る・譲る
- マットレス専門リサイクル業者に依頼する
それぞれの方法について、詳しく見ていきましょう。
1. 無印良品の「引き取りサービス」を利用する
無印良品では、同種の家具を購入した場合に限り、古い家具の引き取りサービスを行っています。つまり、新しい無印良品のマットレスを購入する際に、古い無印良品のマットレスを回収してもらうことが可能です。
このサービスを利用するための条件は以下の通りです:
- 無印良品で同種の家具を購入すること
- 購入した商品の配送時に引き取りを希望すること
- 引き取り対象は無印良品の商品であること
注意点として、他社製品や無印良品であっても異なる種類の家具(例:ベッドフレームを買ってマットレスの引き取りを依頼するなど)は対象外となります。
引き取りサービスの料金は以下の通りです:
製品の種類 | 引き取り料金(税込) |
---|---|
マットレス(シングル) | 4,400円 |
マットレス(セミダブル) | 5,500円 |
マットレス(ダブル) | 6,600円 |
マットレス(クイーン) | 7,700円 |
引き取りサービスを申し込む際の流れは次の通りです:
- 無印良品の店舗またはオンラインストアで新しいマットレスを購入
- 購入時に古いマットレスの引き取りを希望する旨を伝える
- 配送日が決定したら、引き取り対象のマットレスを準備しておく
- 配送スタッフが新しいマットレスを届けると同時に、古いマットレスを回収
このサービスのメリットは、新しいマットレスの配送と同時に古いマットレスを回収してもらえるため、手間が少ないことです。ただし、同種の家具を購入する場合に限られるため、マットレスを買い替えない場合は利用できません。
2. 自治体の粗大ごみとして処分する
マットレスは大型の家具に分類されるため、通常のごみとして捨てることはできません。お住まいの自治体の粗大ごみ回収サービスを利用するのが一般的な処分方法です。
自治体による粗大ごみ処理の一般的な流れは以下の通りです:
- 自治体の粗大ごみ受付センターに電話やウェブサイトで申し込む
- 粗大ごみ処理券(有料)を購入する
- 指定された収集日に、指定の場所にマットレスを出す
料金は自治体によって異なりますが、一般的にマットレスの場合、1,000円〜3,000円程度です。サイズや素材によって料金が変わることもあります。
また、マットレスの素材によっては、処分方法が異なる場合があるので注意が必要です。特にスプリングが入ったコイルマットレスは、自治体によっては特別な処理が必要なため、事前に確認することをおすすめします。
自治体の粗大ごみ処分のメリットは、比較的安価に処分できることです。デメリットとしては、申し込みから回収までに時間がかかる場合があることと、自分でマットレスを指定場所まで運ぶ必要がある場合があることが挙げられます。
3. 民間の不用品回収業者に依頼する
急いでマットレスを処分したい場合や、自分で運び出すのが難しい場合は、民間の不用品回収業者に依頼する方法もあります。
民間業者を利用するメリットは以下の通りです:
- 即日対応が可能な業者も多い
- 自宅まで取りに来てもらえる
- 他の不用品と一緒に処分できる場合もある
ただし、料金は自治体の粗大ごみ処分よりも高くなる傾向があります。マットレス1点の回収で5,000円〜10,000円程度かかることも珍しくありません。
業者を選ぶ際は、以下の点に注意しましょう:
- 必ず許可を持った適正な業者を選ぶ(一般廃棄物収集運搬業または産業廃棄物収集運搬業の許可を持っているか確認)
- 料金体系が明確で、追加料金などがないか事前に確認する
- 口コミや評判をチェックする
近年は違法な回収業者も増えているため、適正な許可を持った業者を選ぶことが重要です。料金が極端に安い場合は不法投棄される可能性もあるので注意しましょう。
不用品回収を依頼する際は一括見積コンシェルジュで複数社を比較しましょう!
相見積もりをしっかり取って安い業者を探しましょう!↓↓↓↓↓
4. リサイクルショップに売る・譲る
まだ状態の良いマットレスであれば、リサイクルショップに買い取ってもらう方法もあります。特に購入後あまり時間が経っていないものや、高品質のマットレスであれば買取の可能性があります。
ただし、マットレスは衛生面の問題から買取を行っていないリサイクルショップも多いので、事前に問い合わせることをおすすめします。また、仮に買取可能でも、年数が経過したマットレスの買取価格はかなり低くなる傾向があります。
買取してもらえない場合でも、フリマアプリやSNSなどで譲り先を見つける方法もあります。この場合は無料または格安で譲ることになりますが、廃棄コストを考えるとメリットがある場合もあります。
5. マットレス専門リサイクル業者に依頼する
近年は、マットレス専門のリサイクル業者も増えています。これらの業者は、マットレスの素材を分解して再利用することを専門としています。
専門業者の特徴は以下の通りです:
- 環境に配慮した処分方法
- マットレスの素材を適切に分別しリサイクル
- 回収から処理までをワンストップで対応
料金は業者によって異なりますが、一般的には5,000円〜15,000円程度です。環境への配慮を重視する方にはおすすめの選択肢です。
無印良品マットレスの種類別の処分方法の注意点
無印良品のマットレスは種類によって構造や素材が異なるため、処分方法にも違いがあります。主な種類別の注意点を見ていきましょう。
ポケットコイルマットレス・ボンネルコイルマットレスの場合
これらのマットレスにはスプリング(金属製のコイル)が内蔵されています。そのため、以下の点に注意が必要です:
- 自治体によっては、金属とそれ以外の部分に分解して排出するよう指示される場合がある
- リサイクル率を高めるため、専門業者は内部の金属を取り出してリサイクルする
- 重量があるため、運搬には複数人が必要になることが多い
自治体に粗大ごみとして出す場合は、事前にスプリング入りマットレスの処分方法について確認することをおすすめします。
ウレタンマットレス・低反発マットレスの場合
ウレタン素材のマットレスは、コイルマットレスに比べて軽量ですが、以下の点に注意が必要です:
- 燃えるごみとして処分できる自治体もあるが、サイズによっては粗大ごみ扱いになることが多い
- ウレタンは環境負荷が高い素材のため、リサイクルできる業者に依頼するのが環境に優しい選択肢
- 圧縮して小さくできるため、運搬は比較的容易
敷布団タイプのマットレスの場合
無印良品の敷布団タイプのマットレスは、以下の処分方法があります:
- 小さく畳んで粗大ごみとして出す(自治体の指示に従う)
- 布団専門のリサイクル業者に依頼する
- 一部の自治体では、布団の回収イベントを定期的に実施している場合もある
マットレスを処分する前に確認すべきこと
マットレスを処分する前に、以下のポイントを確認しておくと良いでしょう:
1. 保証期間内かどうかの確認
無印良品のマットレスには保証期間があります。まだ保証期間内であれば、不具合があった場合に交換や返品が可能な場合があります。購入時の保証書や領収書を確認しましょう。
2. 修理や再生が可能かどうかの検討
使用感やへたりがあっても、マットレスの専門業者によっては修理や再生が可能な場合があります。特に高価なマットレスの場合は、修理することで長く使えることもあります。
3. 処分費用の比較
各処分方法の費用を比較して、自分に合った方法を選びましょう。以下の表で簡単に比較できます:
処分方法 | 費用の目安 | メリット | デメリット |
---|---|---|---|
無印良品引き取り | 4,400円〜7,700円 | 新品購入と同時に回収してもらえる | 同種の家具購入時のみ |
自治体粗大ごみ | 1,000円〜3,000円 | 比較的安価 | 予約から回収まで時間がかかる場合がある |
民間回収業者 | 5,000円〜10,000円 | 即日対応可能、労力が少ない | 費用が高め、業者選びが重要 |
リサイクルショップ | 買取可能なら収入になる | 環境に優しい、収入になる可能性 | 状態によっては買取不可 |
専門リサイクル業者 | 5,000円〜15,000円 | 環境に配慮した処分 | 費用が高め |
無印良品マットレスの寿命と買い替えのタイミング
マットレスの処分を考える前に、本当に買い替えが必要かどうかを検討することも大切です。無印良品のマットレスの平均的な寿命と買い替えの目安について説明します。
マットレスの平均寿命
無印良品のマットレスの種類別の平均寿命の目安は以下の通りです:
- ポケットコイルマットレス:7〜10年
- ボンネルコイルマットレス:5〜8年
- ウレタンマットレス:3〜5年
- 高反発マットレス:5〜8年
ただし、使用頻度や使用環境、メンテナンス状況によって大きく変わることがあります。
買い替えを検討すべきサイン
以下のような状態が見られる場合は、買い替えを検討するタイミングかもしれません:
- へたりが目立ち、体が沈み込むようになった
- 寝返りが打ちにくくなった
- 起床時に腰痛や肩こりがある
- マットレスから異音がする(コイルの劣化)
- シミや汚れが目立つ、または臭いが気になる
- アレルギー症状が出るようになった
これらの症状が現れていても、マットレスのローテーション(定期的に上下や頭足を入れ替える)や専用のマットレスパッドの使用で改善する場合もあります。
マットレスの処分にかかる費用を抑える方法
マットレスの処分費用を少しでも抑えたい方のために、いくつかのポイントをご紹介します。
自治体のイベントや無料回収日をチェック
一部の自治体では、年に数回、大型ごみの無料回収イベントを実施していることがあります。また、リサイクル推進週間などに合わせて特別料金で回収するケースもあるため、自治体のウェブサイトや広報誌をチェックしておくと良いでしょう。
複数の不用品をまとめて処分する
民間の回収業者に依頼する場合、複数の不用品をまとめて処分することで、1点あたりの料金が安くなることがあります。引っ越しや大掃除のタイミングでまとめて処分するのもおすすめです。
解体して小さくする
自治体によっては、マットレスを自分で解体して小さくすることで、粗大ごみではなく普通のごみとして出せる場合があります。ただし、これはかなりの労力と時間がかかる作業なので、覚悟が必要です。
解体する場合の手順:
- カッターやハサミでカバーを切り開く
- 内部の素材(ウレタンや詰め物)を取り出す
- コイルがある場合は、金属部分を分離する
- それぞれの素材ごとに分別して処分する
この方法は自己責任で行うものであり、怪我をしないよう十分注意してください。また、自治体の規則に従って処分することが重要です。
無印良品マットレスの廃棄時によくある質問
最後に、無印良品のマットレス処分に関してよくある質問とその回答をまとめました。
無印良品で購入した他社製マットレスも引き取ってもらえる?
無印良品の引き取りサービスは、無印良品で購入した無印良品製のマットレスが対象です。無印良品で購入した他社製のマットレスは対象外となります。
無印良品のマットレスを他社製の新しいマットレス購入時に引き取ってもらえる?
他社でマットレスを購入する場合、その販売店が提供する引き取りサービスを利用することになります。多くの家具店やマットレス専門店では、新品購入時に古いマットレスの引き取りサービスを行っていますが、条件や料金は各店舗によって異なります。
引っ越し業者にマットレスの処分を依頼できる?
多くの引っ越し業者では、オプションサービスとして不用品の回収・処分サービスを提供しています。ただし、追加料金がかかることが一般的です。引っ越しを機にマットレスを処分する予定がある場合は、見積もり時に相談してみると良いでしょう。
無印良品のマットレスのリサイクル率はどのくらい?
無印良品自体は、引き取ったマットレスの正確なリサイクル率を公表していませんが、一般的にマットレスのリサイクル率は素材によって異なります。金属(コイル)部分はほぼ100%リサイクル可能ですが、布地やウレタンなどはリサイクルが難しい場合があります。環境に配慮したい方は、マットレス専門のリサイクル業者に依頼することで、リサイクル率を高めることができます。
マットレスの寄付はできる?
状態の良いマットレスであれば、福祉施設やNPO団体などに寄付できる可能性があります。ただし、衛生上の理由から寄付を受け付けていない団体も多いため、事前に確認が必要です。また、寄付する場合は清潔な状態にしておくことが重要です。
まとめ:無印良品マットレスの処分は計画的に
無印良品のマットレスを処分する方法はいくつかありますが、それぞれにメリットとデメリットがあります。自分の状況(新しいマットレスを購入するか、予算、時間的余裕など)に合わせて最適な方法を選びましょう。
おすすめの処分方法:
- 新しい無印良品マットレスを購入予定なら → 無印良品の引き取りサービス
- コストを抑えたいなら → 自治体の粗大ごみ処分
- 手間をかけたくないなら → 民間の回収業者
- 環境に配慮したいなら → マットレス専門リサイクル業者
- 状態の良いマットレスなら → リサイクルショップへの買取や個人間での譲渡
マットレスは大型で処分が難しいアイテムですが、正しい方法で適切に処分することで、環境への負荷を減らすことができます。新しいマットレスを選ぶ際には、耐久性や処分のしやすさも考慮して選ぶと良いでしょう。
無印良品のマットレスは品質が高く、適切にケアすれば長く使うことができます。定期的なローテーションやマットレスパッドの使用など、日頃のメンテナンスを心がけることで、マットレスの寿命を延ばし、処分の頻度を減らすこともできます。
マットレスの処分は少し手間や費用がかかることもありますが、計画的に行うことで、スムーズに新しい快適な睡眠環境を整えることができるでしょう。