脚付きマットレスの捨て方・処分方法は?無料回収の方法もある?

脚付きマットレスを買い替えたい、もう使わないから処分したいと考えているけれど、「どうやって捨てたらいいのか分からない」とお悩みではありませんか?

脚付きマットレスは大きさもあり、スプリングが入っているため、通常のごみとして捨てることができません。さらに自治体によっては粗大ごみとしても回収できないケースがあり、処分に困る方が多いアイテムです。

この記事では、脚付きマットレスの特徴から捨て方・処分方法までを詳しく解説。費用相場や無料で処分する方法も紹介しているので、処分を検討している方はぜひ参考にしてください。

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脚付きマットレスとは?特徴とメリット・デメリット

脚付きマットレスは、マットレス本体に直接脚が付いたタイプのベッドで、ベッドフレームを別に用意する必要がない手軽さから人気があります。無印良品やニトリ、IKEAなどの家具量販店で多く取り扱われています。

脚付きマットレスのメリット

  • 価格が安い:ベッドフレームが不要なため、比較的リーズナブルに購入できます
  • 通気性が良い:床からの高さがあり、マットレス下の通気性が確保されやすいです
  • 模様替えがしやすい:軽量で持ち運びやすく、部屋の模様替えが容易です
  • 圧迫感が少ない:フレームがないため、部屋に置いたときの圧迫感が少なくなります
  • 安全性が高い:ベッドフレームの角がなく、子供やペットがいる家庭でも安心です

脚付きマットレスのデメリット

  • 寿命が短い:一般的なマットレスより寿命が短く、約5〜7年程度と言われています
  • 寝心地が劣ることも:安価な製品は寝心地が良くない場合があります
  • マットレスだけの交換ができない:ヘタりなどが発生した場合、全体を買い替える必要があります
  • 手入れがしづらい:裏返しにしたり、表裏のローテーションが難しいです
  • 処分が難しい:スプリングが入っているため、自治体によって粗大ごみでの回収ができないことがあります

脚付きマットレスの種類と構造

脚付きマットレスには主に以下のような種類があります。構造によって処分方法や難易度も異なってきます。

タイプ別の特徴

タイプ特徴処分のしやすさ
一体型マットレス本体と脚が一体になった構造
折り目がない従来のマットレスに脚4本が付いている
★☆☆
大型で持ち運びが大変
分割型前後で分割できるマットレス
パーツごとに脚4本(計8本)が付いている
★★☆
分割できるため持ち運びは比較的容易
折りたたみ型折り目が付いているマットレス
折りたたんだときに自立するよう脚を配置
★★★
コンパクトになるため運びやすい

スプリングコイルの種類

脚付きマットレスに使用されているスプリングコイルには主に2種類あります:

  • ボンネルコイル:連結したコイルスプリングを使用しており、通気性は高いですが、解体が非常に困難です
  • ポケットコイル:個々のコイルが不織布に包まれた構造で、比較的解体しやすいですがそれでも一般家庭では難しい作業です

脚付きマットレスの多くは、これらのスプリングコイルが内部に使われているため、自力での解体・処分が困難という特徴があります。

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脚付きマットレスの捨て方7選

脚付きマットレスを処分するためのさまざまな方法を紹介します。状況や予算に応じて最適な方法を選びましょう。

1. 自治体の粗大ごみで出す

多くの自治体では脚付きマットレスを粗大ごみとして回収しています。ただし、自治体によってはスプリング入りマットレスの回収を行っていない場合もあるため、事前に確認が必要です。

【手順】

  1. 自治体の粗大ごみ受付窓口やホームページで回収の予約をする
  2. 指定された方法(コンビニ等)で粗大ごみ処理券を購入する
  3. 脚付きマットレスに処理券を貼り、指定の日時・場所に出す

【費用目安】 700円〜2,500円程度(自治体・サイズにより異なる)

ただし、自力で玄関先や集積場所まで運び出す必要があります。また、都市部では予約から回収までに2週間〜1ヶ月ほど待つ場合もあります。

2. 新品買い替え時に販売店で引き取ってもらう

新しい脚付きマットレスやベッドを購入する際に、販売店で古いマットレスの引き取りサービスを利用する方法です。

【主な家具店の引き取りサービス例】

家具店引き取り料金条件
ニトリ4,400円購入品と同数量・同サイズ
IKEA無料購入品と同数量・同サイズ・同種
無印良品4,400円購入品と同種・同数量
ベルメゾン無料購入品と同種・同数量・同サイズ
フランスベッド7,700円〜14,300円
(サイズにより異なる)
購入品と同種・同サイズ・同数以下

【メリット】 新品の配送と同時に古いマットレスを引き取ってもらえるので、入れ替えがスムーズです。

【デメリット】 新品を購入しない場合は利用できません。また、店舗によっては別途配送料がかかる場合があります。

3. 不用品回収業者に依頼する

専門の不用品回収業者に依頼すると、自宅まで来てマットレスを回収してくれます。時間指定も可能で、運び出しも業者が行うため、手間がかかりません。

【費用目安】

  • シングルサイズ:9,000円〜15,000円
  • ダブルサイズ以上:15,000円前後

【メリット】 最短即日対応可能、運び出しから処分まで全て業者にお任せできます。

【デメリット】 費用が比較的高額になります。ただし、他の不用品と一緒に「積み放題プラン」などで依頼すると割安になる場合もあります。

不用品回収業者を選ぶ際は、必ず複数の業者から見積もりを取り、適正な価格で信頼できる業者を選びましょう。無料回収をうたう業者には注意が必要です。

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4. 引越し業者に依頼する

引越しのタイミングで脚付きマットレスを処分したい場合、引越し業者に依頼する方法もあります。

【費用目安】 5,000円前後

【メリット】 引越し作業と同時に回収してもらえるため、効率的です。

【デメリット】 全ての引越し業者が対応しているわけではないため、事前確認が必要です。また、引越し時にしか利用できません。

5. リサイクルショップや買取業者に売却する

状態が良い場合は、リサイクルショップや買取業者に買い取ってもらう方法もあります。

【条件】 未使用に近い状態または高級ブランド品であること

【メリット】 処分費用がかからず、状態によっては収入になる可能性があります。

【デメリット】 状態が悪いと買取拒否されることも。また、衛生面から買取不可の店舗も多いです。

6. フリマアプリやネットオークションで売る

個人間取引でマットレスを売却する方法です。

【メリット】 需要次第では高く売れる可能性があります。

【デメリット】 梱包・発送の手間が大きく、サイズ的にも困難です。また、未使用品でないと売れにくい傾向があります。

7. 自力で解体して一般ごみとして出す

コイル(スプリング)がないタイプのマットレスのみ可能な方法です。

【注意】脚付きマットレスの多くはスプリングが入っているため、自力での解体は非常に困難です。無理に解体を試みると怪我をする恐れもあるため、専門業者への依頼をおすすめします。

処分方法別の費用相場と手間の比較

脚付きマットレスの処分方法ごとの費用相場と手間を比較してみましょう。

処分方法費用相場(シングル)手間特徴・注意点
自治体粗大ごみ700円〜2,500円★★★
(大きい)
・自力で運び出しが必要
・予約が必要
・地域により回収不可の場合あり
販売店引き取り無料〜4,400円★★☆
(普通)
・新品購入が条件
・配送料が別途必要な場合あり
不用品回収業者9,000円〜15,000円★☆☆
(小さい)
・運び出しも全て対応
・即日対応可能
・他の不用品と一緒なら割安に
引越し業者5,000円前後★☆☆
(小さい)
・引越し時のみ利用可能
・全ての業者が対応しているわけではない
リサイクルショップ収入になる可能性★★☆
(普通)
・状態が良くないと買取不可
・衛生面から買取拒否の場合も
フリマアプリ配送料★★★
(大きい)
・梱包・発送が困難
・未使用品でないと売れにくい
自力解体無料★★★
(大きい)
・スプリング入りは解体困難
・時間と労力が必要
・怪我のリスクあり

この表を参考に、自分の状況(予算・時間・労力)に合った処分方法を選びましょう。

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自力で解体して捨てる場合の方法と注意点

【重要】脚付きマットレスはスプリングが入っているため、自力での解体は非常に困難で危険を伴います。以下は参考情報として記載していますが、基本的には専門業者への依頼をおすすめします。

解体に必要な道具

  • カッター
  • 布用ハサミ
  • 金属用カッター(スプリング切断用)
  • 厚手の手袋(怪我防止用)
  • ゴミ袋(複数枚)

解体手順(スプリングなしのタイプの場合)

  1. 脚部分を取り外す
  2. マットレスの側面をカッターで切り開く
  3. 内部のクッション材を取り出す
  4. 取り出したクッション材をさらに細かくカットする
  5. 素材別(布地・ウレタンなど)に分けてゴミ袋に入れる
  6. 自治体のルールに従って各素材を捨てる

スプリング入りマットレスの場合の注意点

スプリング入りの脚付きマットレスの場合は、以下の理由から自力解体は非常に困難です:

  • ポケットコイルの場合:数百個のコイルを一つ一つ取り出す必要がある
  • ボンネルコイルの場合:コイルが連結しており、金属カッターでも簡単には切断できない
  • スプリングの断面は非常に鋭利で、重大な怪我をする危険性がある
  • 自治体によっては、分解したスプリングパーツでも粗大ごみ扱いになる場合がある

無印良品の脚付きマットレスを解体した例では、専門店でも「とてつもない労力がかかる」とされており、一般家庭での解体は現実的ではありません。

脚付きマットレスを無料で処分する方法

費用をかけずに脚付きマットレスを処分したい場合の方法を紹介します。

1. 新品買い替え時の無料引き取りサービスを利用

以下の店舗では、新品購入時に無料で古いマットレスを引き取ってくれます:

  • IKEA:同サイズ・同種のマットレスを購入する場合、古いものを無料引き取り
  • ベルメゾン:同サイズ・同種・同数量のマットレスを購入する場合、無料引き取り
  • エアウィーヴ:エアウィーヴ製品を購入する場合、古いエアウィーヴ製品は無料引き取り

2. ジモティーなど地域情報サイトで譲渡

不要になった脚付きマットレスを、地域の掲示板サイト「ジモティー」などで無料譲渡する方法もあります。

【メリット】

  • 処分費用がかからない
  • 引き取り手が直接来てくれるため、運び出しの手間が省ける

【デメリット】

  • 状態が悪いと引き取り手が見つからない
  • 期日までに引き取り手が見つからない可能性がある
  • 個人間取引のためトラブルのリスクがある

無料で譲渡する際は、必ずきれいな状態を保ち、写真と詳細な説明を掲載しましょう。また、引き取り条件(引取り日時・運搬方法)を明確にしておくことがトラブル防止につながります。

捨て方に関するよくある質問

Q1: 脚付きマットレスは普通のゴミとして捨てられますか?

A: いいえ、脚付きマットレスは大きさとスプリングの有無から、普通のゴミとして捨てることはできません。自治体の粗大ゴミ処分や専門業者への依頼が必要です。

Q2: 脚付きマットレスの寿命はどれくらいですか?

A: 一般的に脚付きマットレスの寿命は5〜7年程度といわれています。通常のスプリングマットレス(7〜10年)と比べると若干短めです。これはメンテナンスがしにくく、表裏のローテーションができないためです。

Q3: 脚だけ取り外して処分することはできますか?

A: 脚は取り外せても、マットレス本体にはスプリングが入っているため、サイズによっては粗大ゴミ扱いとなります。自治体によってはスプリング入りマットレス自体を回収していない場合もありますので、事前に確認が必要です。

Q4: ニトリの脚付きマットレスはどう処分すればいいですか?

A: 以下の方法があります:

  • ニトリで新しいマットレスを購入する際に、引き取りサービス(4,400円)を利用する
  • 自治体の粗大ごみで処分する
  • 不用品回収業者に依頼する

Q5: 無印良品の脚付きマットレスを回収してもらえますか?

A: 無印良品では新品購入時に古い脚付きマットレスの引き取りサービス(4,400円)を行っています。ただし、購入品と同種・同数量の場合に限ります。

脚付きマットレスの処分方法のまとめ

脚付きマットレスの処分方法について、主な選択肢をまとめました。

  • 費用をかけたくないなら:自治体の粗大ごみ(700円〜2,500円程度)、または地域情報サイトでの無料譲渡
  • 新品に買い替えるなら:販売店の引き取りサービスを利用(無料〜4,400円程度)
  • 手間をかけたくないなら:不用品回収業者(9,000円〜15,000円程度)
  • 引越しのタイミングなら:引越し業者に依頼(5,000円前後)

脚付きマットレスは、スプリング入りのため自力での解体・処分が難しいアイテムです。処分する際は、無理をせず専門の業者や自治体のサービスを利用することをおすすめします。

また、今後マットレスを購入する際は、寿命や処分のしやすさも考慮に入れて選ぶと良いでしょう。近年ではニトリやフランスベッドなど「処分しやすい」設計のマットレスも登場しています。

適切な方法で脚付きマットレスを処分することは、環境にも優しく、また法律に従った対応でもあります。自分の状況に合った方法を選び、計画的に処分を進めましょう。

処分業者を選ぶ際のポイント

不用品回収業者に依頼する場合は、以下のポイントに注意して選びましょう:

  • 許可証の確認:一般廃棄物収集運搬業の許可を持っているか確認する
  • 料金体系の透明性:見積もりと実際の料金に差がないか、追加料金の有無を確認する
  • 口コミや評判:インターネット上の評判や実績を確認する
  • 複数の業者で比較:必ず複数の業者から見積もりを取り、比較検討する
  • 過度な格安広告に注意:「無料回収」や「激安回収」をうたう業者には要注意

これらのポイントを押さえて信頼できる業者を選ぶことで、トラブルを避け、適切な処分が可能になります。

脚付きマットレスの寿命を延ばす方法

まだ使用中の脚付きマットレスをお持ちの方は、以下の方法で寿命を延ばすことができます:

  • マットレスプロテクターの使用:汚れや湿気からマットレスを保護する
  • 定期的な換気:月に1回程度は立てかけて通気する
  • 定期的な清掃:掃除機でほこりを取り除く
  • コインなどを置いて沈み具合をチェック:へたりが目立つ場合は早めの買い替えを検討する
  • 体重分布:可能であれば寝る位置を変えて均等にへたるようにする

脚付きマットレスは一般的なマットレスよりもメンテナンスが難しいですが、上記の点に気を付けることで少しでも寿命を延ばすことができます。

環境に配慮した処分を

マットレスは素材によっては再利用・リサイクルが可能な部品があります。特に金属(スプリングコイル)や木材(フレーム部分)は資源としての価値があります。

環境に配慮した処分を心がけるなら、リサイクル可能な素材を分別してくれる回収業者を選ぶことも一つの選択肢です。不用品回収業者に依頼する際は、リサイクルへの取り組みについても確認してみましょう。

また自治体によっては、マットレスのリサイクルプログラムを実施している場合もありますので、お住まいの地域の情報も確認してみてください。

私たち一人ひとりの環境に対する意識が、持続可能な社会の実現につながります。マットレスのような大型家具の処分も、その一環として考えていきましょう。

この記事が、脚付きマットレスの処分でお悩みの方のお役に立てば幸いです。適切な方法で処分し、次の新しいマットレスで快適な睡眠環境を手に入れてください。

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