折りたたみマットレスの捨て方・処分方法は?燃えるゴミに出せる?

「使わなくなった折りたたみマットレスを捨てたいけど、どうやって処分すればいいの?」「燃えるゴミとして出せる?」「粗大ゴミでの出し方は?」など、折りたたみマットレスの処分方法について悩んでいる方は多いのではないでしょうか。

この記事では、折りたたみマットレスの種類別の捨て方や、自治体ごとの処分方法の違い、さらにはリサイクルや解体処分の方法まで詳しく解説します。処分にかかる費用や手間を少しでも抑えるための情報もご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

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折りたたみマットレスの寿命と処分のタイミング

「まだ使えるから…」と思っていても、実は寿命が来ているマットレスを使い続けることは、健康上良くないことがあります。ではいつ処分するのが適切なのでしょうか?

折りたたみマットレスの平均寿命は2〜4年

通常のマットレスは5年以上の寿命がありますが、折りたたみマットレスは2〜4年程度と言われています。これには以下のような理由があります:

  • 折りたたむ部分が壊れやすい
  • 折りたたみ機能のため、頑丈な素材が使いにくい
  • 比較的安価な素材で作られていることが多い
  • 一人暮らしなどの短期使用を想定して設計されている

寿命を迎えたマットレスを使い続けるリスク

寿命を過ぎたマットレスを使い続けると、腰痛などの身体を痛める原因になったり、睡眠の質が低下したりします。健康のためにも、適切なタイミングでの買い替えを検討しましょう。

処分を検討するタイミングの目安

以下のような症状が見られたら、マットレスの買い替え時期かもしれません:

へこみや凹凸が目立つようになった

上に布団やシーツを敷いていると気づきにくいですが、触って確認してみましょう。体重がかかる部分が陥没していると、正しい寝姿勢が保てません。

寝たときに身体に違和感がある

マットレスの硬い部分(コイルなど)が体に当たる感覚がある場合、クッション性が失われている証拠です。硬い部分が当たるということは、やわらかい寝心地を良くする部分がヘタっているということです。

表面が破れてきたり汚れがひどい

見た目がボロボロになってきたマットレスは、内部もすでに劣化している可能性が高いです。また、汚れや臭いが取れなくなったり、カビが発生している場合も買い替えを検討しましょう。

折りたたみマットレスの種類と処分方法の違い

折りたたみマットレスといっても様々な種類があり、その構造によって処分方法が異なります。ここでは主な種類と、それぞれの処分方法の違いを解説します。

種類特徴処分方法
コイル(スプリング)入り折りたたみタイプでも内部にコイルが入っているもの基本的に粗大ゴミ
※自治体によっては回収不可の場合も
ウレタンフォーム製スポンジ状のウレタンを素材としたもの
二つ折り・三つ折りタイプが多い
粗大ゴミまたは解体して一般ゴミ
※自治体のルールによる
低反発マットレス低反発ウレタンを使ったタイプ
熱可塑性樹脂でできている
粗大ゴミまたは解体して一般ゴミ
※自治体のルールによる
エアマットレス空気を入れて使用するタイプ空気を抜いて小さくし、素材に応じて可燃ごみ・不燃ごみ

自治体の分別ルールに注目:マットレスの処分方法は自治体によって大きく異なります。特に「スプリング入りかどうか」や「サイズ」によって分類が変わることが多いので、必ず事前に確認しましょう。

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自治体の粗大ゴミとしての処分方法

折りたたみマットレスを処分する際の最も一般的な方法は、自治体の粗大ゴミとして排出することです。ここでは粗大ゴミでの処分手順を解説します。

粗大ゴミ回収の基本的な手順

自治体に回収申し込み

お住まいの地域の粗大ゴミ受付センターに電話するか、インターネットで申し込みます。この際に、折りたたみマットレスの種類やサイズを伝え、処分費用と回収日時を確認しましょう。

粗大ゴミ処理券を購入

コンビニエンスストアや自治体指定の場所で、指定された金額の粗大ゴミ処理券(シール)を購入します。

シールを貼って指定場所に出す

購入した処理券に氏名または受付番号を記入し、マットレスに貼り付けます。指定された日時・場所にマットレスを出しましょう。

※雨天でも基本的には回収可能ですが、自治体によって異なる場合があります

注意点

  • 大きなマットレスでも搬出の手伝いはないため、自分で持ち出す必要があります
  • 折りたたみマットレスは普通のマットレスより持ち運びやすい利点があります
  • 年末年始や引っ越しシーズン(2月~3月下旬)は予約が取りにくくなるため、早めに申し込みをしましょう

自分で処分施設に持ち込む場合

多くの自治体では、粗大ゴミを自分で処分施設に持ち込むことも可能です。この方法のメリット・デメリットは以下の通りです:

メリット

  • 自分の都合のいい時間に処分できる
  • 地域によっては回収よりも安く処分できる場合がある
  • すぐに処分したい場合に便利

デメリット

  • 車などの運搬手段が必要
  • 施設の営業日・時間内に行く必要がある
  • 自治体によっては持ち込みを受け付けていない場合もある

自治体による料金の違い

粗大ゴミの処理料金は自治体によって大きく異なります。例えば:

  • 川崎市:サイズによって500円~1,000円
  • 世田谷区:一律1,200円
  • 藤沢市:マットレスは大型ごみとして、コイルマットレスは1点500円、その他マットレスは3点で500円

※料金は変更される場合があるため、最新情報は各自治体のホームページでご確認ください

折りたたみマットレスを解体して燃えるゴミとして処分する方法

折りたたみタイプの薄手のマットレス、特にウレタンフォームなどスポンジ系のマットレスは、解体して通常のゴミとして出せる可能性があります。自治体のルールに従って処分しましょう。

解体処分の手順

カバーを取り外す

マットレスのカバーをハサミなどで切り取ります。カバーの素材によって可燃ゴミか不燃ゴミかが決まります。

中身を小さく切り分ける

カッターナイフなどを使って、スポンジ部分を約30cm角程度の大きさに切り分けます。カッターの刃を長めに出すと作業がしやすくなります。

※作業時はケガに注意しましょう

ゴミ袋に入れて処分

切り分けたパーツを指定のゴミ袋に入れて、自治体のルールに従って排出します。素材によって可燃ゴミか不燃ゴミかが変わることがあるので注意が必要です。

注意点

  • スプリング入りのマットレスは解体が非常に困難です。無理に解体すると怪我の原因になるため、粗大ゴミでの処分をおすすめします。
  • 自治体によっては、マットレスの解体処分を認めていない場合もあります。必ず事前に確認しましょう。
  • 解体作業は意外と手間と時間がかかります。粗大ゴミでの処分費用と労力を天秤にかけて判断しましょう。

自治体のルール確認が最重要:藤沢市の例では、解体したマットレスのスポンジ部分は不燃ごみのくくりになります。自治体によってルールが異なるので、必ず自治体のホームページや分別ガイドで確認してください。

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その他の処分方法(リサイクル・買取・譲渡など)

粗大ゴミとしての処分以外にも、マットレスを手放す方法はいくつかあります。状態の良いマットレスであれば、以下の方法も検討してみましょう。

オークションやフリマアプリでの売却

新品に近い状態の折りたたみマットレスであれば、メルカリやヤフオクなどのサービスで売却できる可能性があります。ただし、いくつか注意点があります:

  • マットレスは直接肌に触れる寝具のため、汚れやシミ、臭いがあると売れにくいです
  • 大きさや重さにより配送料が高額になる場合があります(特にベッドマットレスサイズの場合)
  • クロネコヤマトなど一般的な宅配便では、サイズオーバーで受付不可になる可能性があります
  • 送料が高額になると、買い手がつきにくくなります

地域情報サイトでの無料譲渡

まだ使える状態のマットレスであれば、ジモティーなどの地域情報サイトや自治体の不用品交換掲示板を利用して、無料で譲ることも検討できます。

メリット

  • 処分費用がかからない
  • 必要としている人に再利用してもらえる
  • 近くの人に譲れば梱包や配送の手間が最小限で済む

新品購入時の引き取りサービス

マットレスを買い替える予定がある場合は、新品購入店舗の引き取りサービスを利用する方法もあります。

引き取りサービスのポイント

  • 新品配送と同時に古いマットレスを回収してもらえる場合が多い
  • 運び出す手間が省け、一度に処分が完了する
  • 店舗によっては無料のところもあるが、有料の場合も多い
  • 購入前に引き取りサービスの有無と料金について確認しておくとよい

不用品回収業者への依頼

「とにかく早く、手間をかけずに処分したい」という場合は、不用品回収業者への依頼も選択肢の一つです。

メリット

  • 運び出しから全て対応してもらえる
  • 即日回収が可能な業者も多い
  • 土日祝や夜間対応可能な業者も

デメリット

  • 自治体での処分より費用が高い(5~10倍程度)
  • 悪質な業者もあるため、信頼できる業者選びが重要

リサイクルショップでの買取について:基本的に中古マットレスは買取価値が低く、リサイクルショップで買い取ってもらえるケースは限られています。特に折りたたみタイプは元値も安いことが多く、高額買取は期待できないでしょう。

折りたたみマットレスを長持ちさせるメンテナンス方法

折りたたみマットレスを長く使えば、処分の手間やコストを減らすことができます。ここでは寿命を延ばすためのメンテナンス方法を紹介します。

定期的な陰干し

人は寝ている間に汗をかくため、マットレスには湿気が溜まりがちです。定期的に陰干しをすることで、カビや臭いの発生を防ぐことができます。

陰干しのポイント
  • 直射日光は避け、風通しの良い日陰で干す
  • 折りたたみマットレスの場合は、屏風のように立てかけて干すと通気性が良くなります
  • 季節の変わり目や湿度の高い時期には特に意識して干しましょう

定期的な上下・裏表の入れ替え

いつも同じ向きで使用していると、体重がかかる部分が凹んでしまいます。定期的に上下や裏表を入れ替えることで、マットレス全体を均等に使うことができ、寿命を延ばせます。

入れ替えのタイミング
  • 2〜3ヶ月に1回程度が理想的
  • 上下の入れ替えと裏表の入れ替えを交互に行うとさらに効果的
  • シーツ交換のタイミングと合わせると習慣化しやすい

マットレスカバーやプロテクターの使用

専用のマットレスカバーやプロテクターを使用することで、汚れや湿気からマットレスを守ることができます。

カバー選びのポイント
  • 通気性の良い素材を選ぶ
  • 防水機能付きだと汗や飲み物のこぼれからもマットレスを守れる
  • 洗濯可能なタイプが衛生的

高頻度での使用を避ける:常時使用するよりも、来客用や一時的な使用に留めることで、マットレスの寿命を大幅に延ばすことができます。日常の寝具としては、より耐久性の高いマットレスを使用し、折りたたみマットレスはサブ用途にするのも一つの方法です。

まとめ:折りたたみマットレスの適切な処分方法

折りたたみマットレスの処分方法のポイント

  • 寿命は2〜4年が目安です。へこみや不快感がある場合は買い替えを検討しましょう。
  • 基本的には粗大ゴミとして処分するのが一般的です。自治体の受付センターに連絡して回収予約をします。
  • 折りたたみマットレスはスプリング(コイル)の有無で処分方法が変わることがあります。事前に確認しましょう。
  • ウレタンなどのスポンジタイプのマットレスは、解体して燃えるゴミ(または不燃ゴミ)として処分できる場合があります。
  • まだ使える状態の良いマットレスは、オークションやフリマアプリ、地域情報サイトなどで売却や譲渡も検討できます。
  • 新品のマットレスを購入する場合は、販売店の下取りサービスを利用するのも便利です。
  • 急いで処分したい場合は不用品回収業者に依頼できますが、費用は自治体の粗大ゴミ処分より高くなります。

最も重要なのは、お住まいの自治体のルールを事前に確認することです。自治体によって処分方法や料金が大きく異なるため、必ず公式サイトや電話で確認しましょう。

環境に優しい処分を心がけましょう

マットレスは大きな廃棄物になるため、可能な限り再利用やリサイクルを検討することが環境保全につながります。状態の良いものは譲渡や再利用、素材によってはリサイクルも可能です。処分する前に様々な選択肢を検討してみましょう。

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