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プリンターは小型家電リサイクルの対象になります
プリンターには大きさなどに応じて様々な処分方法があります。
プリンターは「小型家電リサイクル法」いう小型家電の再資源化を促進するために設定された法律の対象品目で、定められた方法で処分しなくてはいけません。
プリンターの処分方法と処分費用
プリンターの処分方法 | 費用 | 手間 | 早さ |
---|---|---|---|
家電量販店などで下取りしてもらう | 無料 | 〇 | 〇 |
小型家電リサイクルの回収ボックスへ出す | 550円~ | △ | △ |
粗大ゴミとして出す | 200円~400円 | △ | × |
リサイクルショップ・買取業者に買い取ってもらう | 1,000円程度 | 〇 | 〇 |
家電量販店などで下取りしてもらう
プリンターを新しく買い替えるなら、下取りサービスを行っているメーカーや家電量販店があります。
安全に古いプリンターを処分することができ、費用をかけずに処分してもらえることもあるので、買い替えの際はもっともおすすめの処分方法です。
- 無料で処分できる
- 処分の手間がかからない
- 安全に処分できる
- 条件外だと下取りしてもらえない
- 下取りサービスをしている店舗やメーカーに限りがある
プリンターを新しく買い換える方におすすめです。
小型家電リサイクルの回収ボックスへ出す
壊れて使えなくなったプリンター(複合機を含む)は、「小型家電リサイクル法」により、リサイクルの対象となります。
家電量販店や区役所や資源循環局事務所のほか、区民利用施設や店頭にも回収ボックスを設置しています。
回収方法は下記の通りです。
- イベント回収:期間限定で行われるイベントの開催期間中に回収
- ステーション回収:ゴミステーションで資源ゴミと合わせて回収
- ピックアップ回収:不燃ゴミとして処分されたものを、清掃工場で選別し回収
- ボックス回収:公共施設や家電量販店に設置してある回収ボックスから回収
- 少ない費用で確実に処分できる
- 安心して処分できる
- 手続きが面倒臭い
- プリンターを自分で運ばなければならない
費用を抑えたい方で安心して処分したい方におすすめです。
粗大ゴミとして出す
周りにリサイクルを受け付けている場所がなかった場合は、粗大ゴミとして自治体に回収してもらうこともできます。
申込みの手間や手数料はかかりますが、安く安全に処分することができます。
参考に自治体別の手数料を表にしました。
自治体 | 手数料 |
---|---|
横浜市 | 200円 |
大阪市 | 200円 |
名古屋市 | 250円 |
札幌市 | 200円 |
福岡市 | 300円 |
世田谷区 | 400円(10kg以下) |
- 確実に処分できる
- 安く処分できる
- 手続きが面倒臭い
- プリンターを自分で搬出しなければならない
処分の手続きが苦じゃない方におすすめです。
リサイクルショップ・買取業者に買い取ってもらう
リサイクルショップでは、プリンターを持ち込めばその場で買取査定・引き取りを行ってくれるので、すぐに処分ができます。
製造年が3年以内の年式の新しい物や、多少古くても状態のよいものは高額買取してもらえる可能性が高いです。
- 臨時収入になる可能性がある
- 売りたい日に査定額がわかる
- 店舗によっては出張買取サービスがある
- 買取してもらえない可能性がある
年式が比較的新しいプリンターを処分したい方におすすめです。
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業務用プリンターを処分する場合
家庭用と業務用のプリンターは、廃棄処分方法が異なります。
家庭用のプリンターは自治体での廃棄処分やリサイクルが可能ですが、企業や店舗等で使われている業務用プリンターは、自治体で廃棄処分することができません。
業務用プリンターの処分方法は下記の通りです。
- プリンターの製造メーカーに連絡して回収を依頼する
- 産業廃棄物処理業者に依頼して処分してもらう
- リサイクルショップで売却する
- ネットオークション・フリマアプリを使って売却する
プリンターを処分する場合の注意点
プリンターを処分する時の注意点をご紹介します。
- インクカートリッジを適切に処分する
- 業務用のプリンターは自治体で処分できない
- プリンターに残っている個人情報を消去する
インクカートリッジを適切に処分する
プリンター本体は自治体のゴミに出すことができますが、インクカートリッジはリサイクルできるので、自治体ごとに設置された回収ボックスに投入するか、メーカーに回収してもらわなければいけません。
インクカートリッジをプリンターから取り外したら、以下の手順で処分できます。
- 家電量販店や地域の施設に設置してある回収箱にいれる
- 回収箱がなければ、可燃ごみか不燃ごみに出す
業務用のプリンターは自治体で処分できない
業務用に使用していたプリンターは、事業廃棄物に該当するため自治体で処分することはできません。オフィスで使われていた大型のプリンターは、粗大ゴミに出すのではなく業者やメーカーに連絡して処分しましょう。
プリンターに残っている個人情報を消去する
読み取った書類のデータが記録されるプリンターは、データを削除してから処分しましょう。
削除しないで廃棄すると、個人情報が流出する恐れがあります。また、スキャナーした書類を出し忘れて捨ててしまうことも考えられます。プリンターのデータを確認する時に、SDカードやUSBメモリがついていないかも確認するようにしましょう。